- レバテックキャリアは未経験でも利用できるのか
- 経験者重視のサービスと聞くけどその実情はどうなのか
- 異業種や他業界からの転職は可能なのか
レバテックキャリアの利用を考えている業界未経験者は、上記のような疑問や不安があるのではないでしょうか。
結論、レバテックキャリアは未経験者でも利用できます。筆者は実際にレバテックキャリアを利用した経験があり、業界未経験者でも紹介可能な求人があることを、担当キャリアアドバイザーに確認済みです。
しかし、レバテックキャリアには経験者向けの求人の割合の方が多いのも事実。別に「門前払い」や「登録拒否」される訳じゃありませんが、未経験者の中でも利用できるパターンの人、そうじゃないパターンの人がいます。
この記事では、どんな人なら未経験者でもレバテックキャリアを利用できるのか、どうすれば未経験からでも転職成功をできるのか、筆者の実体験を交えて説明していきます。
WRITER
Tsukasa|現役エンジニア
Frontend Engineer / Web Creator / SEO Writer / Web Media Manager
AID-TRUTHメディア運営者。現役のフロントエンドエンジニアで、「SEOライティング / メディア運用保守 / Webサイト・アプリ実装 / Web制作ディレクター / スクールメンター / フリーランス」等の幅広い経験を持つ。これまでの学習や転職・キャリアップで経験した数多くの悩みや成功経験を活かして、これからIT・Web・クリエイティブ業界のキャリアを歩もうと頑張る人の支えになっていきます。
AID-TRUTHは、バックエンドエンジニアやディレクター、人事で活躍する人など、現役で活躍する人たちが実体験を活かしてコンテンツ発信をしています。
INDEX
レバテックキャリアは未経験者も利用できる|実際に担当者に聞いた実情
筆者の私がレバテックキャリアで転職をしている際に、エンジニア未経験だった筆者の友人から「自分も登録できるのか」相談を受けたことがあります。そこで、担当キャリアアドバイザーに下記のように尋ねてみました。
結論、未経験 or 経験が浅いからといってレバテックキャリアの利用は断られる・門前払いされる訳ではありません。
そもそも、筆者の私自身レバテックキャリアを利用したからこそ分かるのですが、「未経験OKの求人」は実際にあります。
実際に、筆者のその友人は下記のキャリアだったのですが、紹介できる求人があるとのことでした。
- 25歳
- 現職正社員
- 経験者数は1社(医薬品の営業職)
- ITに向けた自己研鑽 → まだ途中みたいですがPHPの学習をしていて、資格はありません
しかし、そもそもどの転職エージェントを使おうと「未経験者向けの求人」の割合は少ないです。誰でも余裕を持って転職ができる訳ではありません。
そこで、下記を順に説明していきます。
未経験者でもレバテックキャリアで求人紹介してもらえる場合
下記のパターンの人であれば、未経験者でも求人紹介してもらえる可能性が高まります。
- 1/5|個人開発・制作にて実績やスキル感を提示できる
- 2/5|第二新卒・20代の場合
- 3/5|アルバイトからの雇用も許容できる
- 4/5|現在の職種や業界の知見を活かせる場合
- 5/5|プログラミングスクールでの経験や知識をアピールできる場合
どれか少しでも当てはまっていれば、一度勇気を持ってレバテックキャリアに登録してみることをお勧めします。(何事もやってみないと分からんので)
1/5|個人開発・制作にて実績やスキル感を提示できる
下記のように、何か成果物として提示できるものが既にあれば、求人紹介の可能性も上がります。
- 独学で実際に制作した成果物(Ex. Webエンジニアであれば簡単なWebアプリ等)
- プログラミングスクールの経験を経て制作したポートフォリオ
- 小さな案件でも仕事をした実績がある(知り合いの手伝い等でもOK)
いくら未経験者であっても、自ら学習して、実際に提示できる成果物があれば、採用担当者やレバテックキャリアの担当者の目にも留まります。
専門職は「実際どのくらいできそうか」といった軸が結局は大切だったりするので、成果物があれば話がしやすいためです。
2/5|第二新卒・20代の場合
社会人経験が約3年以内の第二新卒や、20代の人であれば、経験がなくても雇用してもらえるケースが多くあります。
いわゆる「若さは武器」ってやつで、企業側としても伸び代があるから、これから教育して優秀なエンジニアになって欲しいという期待を込めた「ポテンシャル採用」という枠で考えもらえます。
当然ながら、ポテンシャルを魅せる必要があるので、この場合でも後ほど紹介する「未経験者のレバテックキャリア登録前の注意点・準備」をご参考に準備は怠らずに。
3/5|アルバイトからの雇用も許容できる
専門職の場合は、アルバイトから下積みをしてもらって、社内で働きながら実績を作って正社員へ昇格...といったパターンもよくあります。
実際に筆者が今働く企業でも、たまにアルバイトで入る人が多く、大学生から20代・30代とその年齢層も幅広いです。業界未経験者であっても、アルバイトからあれば企業側もリスクは少ないという点もあります。
当然ながら初めは給料は満足いかないでしょうけど...よほどブラック企業でない限り、昇進や正社員雇用の目安は人事部が正式に決めているので、頑張れば評価されて、無事に正社員雇用してもらえますよ。
4/5|現在の職種や業界の知見を活かせる場合
転職先の職種や業界が未経験であっても、現職の強みを活かせるケースがあります。筆者が初めての職場で出会った人がまさにこのパターンなので、その方の体験談を見てみましょう。
私は前職が保険の営業だったのですが、エンジニア職になりたくてレバテックキャリアで転職成功しました。
35歳 / 男性 / 営業職からエンジニアへ転職
年齢も年齢だったので前職では数名の営業を取りまとめるポジションには立っていたので、エンジニアになってもディレクター的な立ち回りができるのではと思い、採用面接で会話すると無事に内定をいただけました。
入社後は、アルバイトへの簡単な作業のディレクションに加えて、新規制作案件も無理のない範囲でアサインしてもらっているので、順調にエンジニアとしてもスキルアップできています。
上記のようなパターンもありですし、例えば現職が医療業界であれば、転職先は医療業界のWebサービス支援に本腰をいれる企業に入社したり...このようにうまく現職の知見や業界知識を活かせると強くアピールできます。
5/5|プログラミングスクールでの経験や知識をアピールできる場合
既にプログラミングスクールに入学 or 卒業している人は、スクールの経験を存分に活かして転職しましょう。スクール独自のアプリ制作課題に、ご自身でオリジナルで開発した経験や、スクールでチーム制作をした経験など、スキル・知識・実績を満遍なくアピールできると良いでしょう。
中には、「プログラミングスクールで学んだだけでは実績にもならないのでは?」と疑問に思う人もいるでしょう。しかし、そもそも未経験者の求人が少ない中、ちょっとでもアピールできるポイントを増やさないといけないんです。
そして、実績にならないか否かは「伝え方次第」。
「プログラミングスクールで言われた通り課題をクリアした」ではなく「スクールの学びを活かして自分でオリジナル開発にチャレンジして知識もスキルも身についた」...といった具合に結局は伝え方が重要。
全くの未経験者がレバテックキャリアで転職する方法
ここからは、既にご紹介した未経験でも転職できるパターンのどれにも該当していない人が、どうすればレバテックキャリアに登録して転職活動ができるかを説明していきます。
1/3|小さな案件にトライして実績を作る
知り合いの仕事をちょっと手伝ってみる、仕事を受注できる環境があればトライしてみる...といったように小さな案件でも良いから実績を作れば、レバテックキャリアを通しても転職しやすくなります。
ただ、正直あまりお勧めはしません。理由は2つ。
① 入社後の本職としての経験の方が学びになる
② 実績を作ってもスキル証明には繋がりづらい
まず、ぶっちゃけ入社した方がスキルも経験値も伸びるし、実績もたくさん作れます。転職を優先すべき。それから、個人で請け負った実績は、企業目線だと結局、小規模なちょっとした案件という印象になるので、あまりスキル証明にはなりません。ただ、「転職への本気度」は存分に証明できます。
もし、すぐに案件にトライできそうな環境があればチャレンジして、なければ仕事を取るのに時間をかけるのは厳禁。
スキルや転職への本気度を証明するのであれば、一応次の手段で十分です。
2/3|まずは開発・制作の実績を作れるレベルを目指す
実際の案件でなくても良いんです。独学でもプログラミングスクールでも良いので、学んだことを活かして、個人で開発・制作した成果物があれば、レバテックキャリア登録時にもアピールポイントになります。
ただし、注意があります。下記の成果物はポートフォリオ(制作実績)としてはNG。
NGな成果物
- 教材や他人の制作物を模倣しただけのポートフォリオ
- プログラミングスクールのサンプルそのままのポートフォリオ
- 制作意図や目的のないポートフォリオ
逆に効果的な成果物
- 完全オリジナルであること
- 意図のある制作・問題解決のできる制作
- ソースの見やすさや扱いやすさを意識したもの
大切なことは、「教材の通りに」「真似てみた」「スクールの課題通りに」とか模倣するのではなくて、学びを参考に自分の力でオリジナル制作できるか、これが重要。
もし、エンジニアのポートフォリオ制作のコツや制作順を詳しく知りたい人は、下記の記事もご参考にしてみてください。
3/3|プログラミングスクール無料相談・転職エージェントの無料相談を活用する
そして最後に、費用や時間に余裕が持てない人のための作戦です。
- 独学で成果物を作りたいけど時間と労力を確保できない...
- スクールに通いたいけど長期間勉強することになりそう...
- どんなやり方で転職で使える成果物を作るか悩む...
上記のような悩みがあるはずです。正直、今からこの記事で手取り足取りフォローできるほど簡単な悩みではないので、どんな無料相談サービスであれば解決できるかをまとめておきます。
例えばスクールのキャリア相談であれば、別に入学はしなくてもいいんですよ。今の現状を聞いてもらってベストな転職法を知ること、これだけでも十分大きな収穫になるから、素直に無料相談系には甘えましょう。
キャリア無料相談のできる転職サービス・スクール
RUNTEQ(ランテック)|無料キャリア相談で自分の転職妥当性を測ろう
RUNTEQも有名なプログラミングスクールで、専属メンターによる学習進捗サポートはもちろん、卒業試験の実施や本格的なポートフォリオ制作サポートなど、サポートも充実しています。
またRUNTEQ運営者の菊本さんが登壇されたインタビューにある通り、プログラミングスクール卒業生使えないと言わせないほど、学習内容が徹底しているのも特徴。
ウズカレIT|未経験ITエンジニアの就職サポートに特化したサービス
SE、プログラマー、インフラエンジニア等の部類になりますが、未経験のITエンジニアのサポートに特化した転職エージェントがウズカレITです。
まだ具体的なスキルを身につけられていない人にとっても、6万人が利用している実績のある動画素材を活用した学習からサポートしてくれるので、安心して学習も進められます。
ITエンジニア専門のキャリアアドバイザーからレバテックキャリアのようなフォローも受けられるので、一旦無料の相談から様子を伺ってみるのも良いでしょう。
未経験者のレバテックキャリア登録前の注意点・準備
さて、色んなパターンと作戦を見てきましたが、レバテックキャリアを登録しようと決断できた人は、登録前の注意点や準備物に目を通しておきましょう。
職務経歴書を作り込む
「レベテックキャリアの担当者に "この人なら紹介できる求人がある"」と思ってもらえるレベルで作り込みましょう。正式版ではなく、あくまでもレバテックキャリアの登録できるところまでをゴールにしましょう。
本格的な職務経歴書の添削は、サービス利用中にプロのキャリアアドバイザーがしてもらえるので、ご安心ください。
テンプレートは、【職種・業種・ステージ・形式別】職務経歴書テンプレート・フォーマットの選び方とダウンロード(Word・Excel形式)ここから、ご自身の職種のテンプレを選びましょう。大手企業のDodaが合計133種も揃えてくれているので該当するものがあるはず。
Dodaのテンプレをレバテックキャリア用の経歴書に調整する方法
職務を要約するだけではなく、既にお伝えしたような現職を転職先の専門職で活かせることを、しっかりとアピールしておきましょう。
また、テンプレでは「PCスキル」といった項目ですが、消さなくても良いですが、それよりも扱える言語/制作ツール/フレームワークを記述する枠を追加しましょう。資格に関してもエンジニア以外のものを念の為アピールすると良いですよ。
転職希望時期は必ず3ヶ月以内にする
転職希望時期を先延ばしにしていると、レバテックキャリアの担当者から「転職意欲が少ない人かも...」と思われ、求人紹介がしづらいと考えられる可能性があります。
そもそも、転職成功までの期間は3,4ヶ月が目安なので、入社希望日は「3ヶ月以内」とすることが妥当です。それより先延ばしにするのはリスキーです。
転職理由と希望条件を明確にする
転職で一番重要なのが「転職理由」と「希望条件」です。転職の軸という表現もされるのですが、採用面接で必ず尋ねられる質問になります。
採用面接時には対策必須ですが、ひとまず登録前の段階ではレバテックキャリアへ転職の意志が伝わるレベルで考えておきましょう。
条件は盛りすぎず、年収は30, 40万アップが妥当で、細かい条件はまだ提示しないように。転職理由は「上司が合わなかった」「残業が多すぎた」といったネガティブな理由は今はNG。
妥当で具体的な転職理由をある程度整理できたら、登録時にコメント等で添えておくようにしましょう。
未経験者はレバテックキャリア以外のエージェントへの同時登録が必須
今はレバテックキャリアの利用を考えることでいっぱいかもしれませんが、未経験なら尚更、複数エージェントの同時登録が必須です。
理由は2つ。
- 登録を断られる可能性があるから
- 複数登録することで求人の選択肢がグンと上がるから
まず、やはり運が悪くレバテックキャリアの登録をお断りされた場合、他のエージェントであれば登録できる可能性があります。それぞれのサービスで持っている求人は異なるので、リスクヘッジも兼ねて同時登録しましょう。
そして、断られなかったとしても、2,3社の転職エージェントを同時利用するとメリットをたくさん得られます。
上記のデータからも分かる通り、ほとんどの人が2,3社の転職エージェントに登録しており、そのメリットを実感しています。
レバテックキャリアと同時登録すべきIT・Web・ゲーム業界特化型の転職エージェント
「ギークリー」や「ユニゾンキャリア」であれば、レバテックキャリアと同様にIT・Web・ゲーム業界に強く、優良企業の求人を多く抱えており、同時登録することで転職の選択肢がグンと上がります。
ギークリーはリクルート主催の「GOOD AGENT」でトップ帯を取るほどで、ユニゾンキャリアも同様にIT・Web・ゲーム業界に特化した強力な転職エージェント。
レバテックキャリアでは相性が合わず断られたけど、ギークリーやユニゾンキャリアなら登録できた...なんてこともありますし、複数登録すると求人の選択肢も広がって、セカンドオピニオン的に複数のキャリアアドバイザーへ相談もできるので、転職の知識も技術も強化できます。
ウズカレIT|未経験ITエンジニアの就職サポートに特化したサービス
既にお伝えした通り、ITエンジニア志望で、未経験という点に不安がある場合は、そのサポートに特化したウズカレITの無料相談だけでもしてみましょう。