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転職で行きたい会社に落ちた真相を人事が語る!再応募の可否やコツは?

Trouble Job Changing Wish Company Rejected

「緊張して全然アピールできなかった」「できる事なら時間を戻したい!やりなおしたい!」など、転職活動中面接で失敗してしまう事はありますよね。

特に一番行きたかった会社に落ちてしまった時は本当につらいでしょう...。

  • あの会社に行きたかったから転職活動を始めたのに
  • もう転職活動する目的がわからなくなった
  • 転職活動は止めて今の会社で我慢するかぁ

落ちてしまった時は、こんな風に不安を感じるでしょう。

でもあきらめるのはまだ早いです。企業にもよりますが再応募は可能なんです。

私は企業の採用担当として約10年、採用コンサルとして3年間、沢山の応募者を見てきています。そんな中再応募から見事内定・入社に至り活躍している人をみてきました。

ただし、再応募から入社ができるようになる為には工夫や努力が必要ですし、そもそも下記の点をこの記事を読みながら整理すべきです。

  • 原因分析など今あなたが取るべき3つの行動を理解
  • 行きたい会社に落ちた本当の理由を理解する
  • 再応募のコツや転職エージェントを味方につける方法を知る

上記のような点を、現役で人事として活躍する筆者の視点で整理していくので、ぜひご参考にください!

WRITER

にこはら|現役人事

人事フリーランスの卵 / 現役人事

現役の人事として活躍中。約20年に渡って培ってきた採用管理や組織コンサル、人事総務・労務管理などの多様な経験を元に、今もキャリアアップを続けています。記事の執筆では、これまでの会社メンバーと共に歩んできた人事制度の構築や新卒採用の経験、自分自身が転職・キャリアアップしてきた経験などを活かして、これから新たなキャリアを歩む人の支えになるコンテンツを発信しています。

AID-TRUTH Members.

AID-TRUTHは、バックエンドエンジニアやディレクター、人事で活躍する人など、現役で活躍する人たちが実体験を活かしてコンテンツ発信をしています。

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転職で行きたい会社に落ちても再応募は可能 ※企業による

繰り返しになりますが、一度落ちた会社に再応募する事は可能です。主な理由としては下記の2つ。

【再応募が可能な理由①】選考が進む中で採用方針が変わることがある

企業は世の中の流れに敏感に反応し変化していきます。そんな中で採用活動をおこなっているので当初採用募集を始めた時に求めていた人物像から方向修正するケースは多いです。また応募者との面接をしていく内に欲しい人材が明確になってくる事もあります。

「前に面接したあの人が一番欲しい人材だったかも…」

そう感じる場面は少なくありません。自分がその人物に該当する場合は大きなチャンスになります。

実際に過去に不合格通知をした人に「1次面接不合格としましたが、あなたの経歴を知って、役員がぜひ面接したいと言っています。お会い頂く事可能ですか?」と本人に相談を持ち掛けるケースはあるよ。

【再応募が可能な理由②】第1~3候補者の選考が進まない場合もある

書類選考から最終面接まで候補者の選考を進め、最終的に1人に内定を出す時、実は企業側では内定出す人以外に1~2人ほど内定候補者をストックしています。

第1内定者が他社に行く事になって辞退となった場合、次の候補者に第2内定者として通知を出します。しかし第2、第3内定者も最終面接から時間が経過している為、内定辞退となってしまうケースも少なくありません。

結果企業側では、内定者が0になり採用自体が振り出しになる事もザラ。採用計画を立てて入社を急がなければいけないのに最初から候補者を募るとなると膨大な時間がかかります。

そんな時にあなたから再応募したいと連絡があった場合、再度挑戦できる可能性はグンとあがります。

内定辞退が続き募集を一からやり直しするケース、実は過去に私も実際に経験していて・・・人事側からしたら、すべて書類選考からやり直すのは正直かなりしんどいっス。そういった場合は不合格通知をした人の中から再度お声掛けする事もあるよ。

【再応募の注意点①】再応募に条件を設ける企業もある

注意としては再応募に一定の制限をかける企業もあります。それはそうですよね、何でもかんでも再応募を可能としてしまうと何度も応募したもの勝ちになってしまうし、そもそも企業側の工数がハンパなく膨れ上がってしまいます。

中にはレポートを提出させる企業もありますので、再応募をする時にはある程度の覚悟が必要になります。

【再応募の注意点②】再応募を認めない企業もある

再応募の可能性を説明してきましたが認めない企業も一定数あります。この場合は基本諦めるしかないのですが、今回の募集が終了し年月が経過した後に再度募集があった際にはチャンスです。以前の不合格からスキル経験を積んだ事を伝え、再応募したい事を問い合わせてみるのはアリです。

転職で行きたい会社に落ちた人が取るべき3つの行動

再応募が可能という事がわかったとしても入社が決まったわけではありません。

一度選考に落ちているという事実があるので、同じように応募をしたとしても落ちる可能性の方が高いでしょう。その為再応募の時は、しっかりと対策を練る事が必須になってきます。

【行動①】何故落ちたのか原因をかき集める

主に行きたい会社に落ちてしまった理由は2つのケースに分けられます。

書類選考で落ちてしまった場合

  • 応募企業に合わせた志望動機を書いているか
  • 自己PRは求人票で求めているスキル経験を持っている事をアピールしているか

面接で落ちてしまった場合

  • 緊張してしまったのはなぜか?
  • どの質問に回答できなかったのか?なぜか?

など、上記のように頭の中で想定できる不合格理由を書き出してみることが大事です。また、下記のように直接応募企業に聞いてみる事もアリです。

再応募させて頂くにあたり、ご担当者さまのお時間を頂くからには、お互いにとって無駄な時間にならないようにしたいです。つきましては具体的に私が不合格になった理由を差し支えない範囲でご教授頂けないでしょうか

100%回答してくれる事は難しいですが、何かしらのヒントになるかもしれませんし失礼なく質問をすれば、こちら側の熱意を伝える事にもなります。試してみる価値はありますよ。

【行動②】本当にその企業に再応募すべきか考え直す

不合格理由を自己分析し企業側にも原因を聞き、仮説を立て不合格理由が自分の中でハッキリしてきたら対策方法が明確になってきますが、ここでもう一度考えて欲しい事があります。

それは本当にこの会社に応募すべきかという事です。

自己分析し企業側に不合格理由を聞き、より客観的に自分が見えるようになった今だからこそ「自分が思い描いていた会社とは少し異なるかもしれない」「そもそもスキルが足りていないので今の会社で頑張る必要がある」など、多面的に現状が見えてくる!この時に再応募に対しての熱意がそこまでないのであれば、無理して応募する必要はない。次を考えていこー!

「それでもやっぱりこの会社にいきたい!」自分の振り返りをした後でも思いが変わらないなら覚悟決めて挑戦しましょう。

【行動③】転職エージェントを活用して客観的なアドバイスを貰う

転職エージェントとは、プロのキャリアアドバイザーが専任で転職活動をサポートしてくれるサービス。企業分析や面接対策、資料添削、スケジュール調整など多くのフォローをしてくれるので、再応募時はもちろん、今後の採用でも心強い味方となります。

落ちた理由を企業側の人事に問い合わせたり、情報収集後自分で原因分析する等を実行するのは思ったより時間がかかります。そして何より人間は、他人の事は客観的に理解できるのに自分の事が一番見えない生き物です。

転職エージェントを活用すれば、転職活動領域に詳しい情報を豊富に持つキャリアアドバイザーを味方につけられるので、大きなアドバンテージになります。

行きたい会社への再応募や面接対策・事前分析には転職エージェントを活用しよう」の見出しで詳しく解説しているので、ぜひご参考にください...!

採用担当者が語る転職で行きたい会社に落ちた本当の理由

採用担当者として多くの応募者を見てきましたが、内定を獲得する人には共通点があります。それは「この人とだったら一緒に働きたい!」と会社の一員として働いているイメージがつく人です。

逆に下記に該当するケースは不合格とする事が多いです。

【理由①】転職軸(希望条件・転職理由)や志望動機がマッチしていなかったから

転職時にまず必要になる下準備が「希望条件と志望動機をまとめること」になります。希望条件のマッチ度合いも当然見られますが...

  • 転職理由に納得感があるか、ネガティブ・自分勝手な理由ではないか
  • 企業体制や業務内容があなたの志望動機とマッチしているか
  • この先3年、5年...と長期的に見た時に、あなたのキャリアと企業の方向性がマッチしているか

このような点も採用担当者は気にしています。

例えば、ディレクターからエンジニアに転職をした人を例にあげると...

  • フル出社で身体を悪くしたためリモートメインの働き方にシフトしたい
  • 今までディレクターもエンジニアも経験したが、この先ずっと本当に向いているのは専門職と気づいた
  • エンジニアとしてのスキルを改めて伸ばしていきたい
  • 御社はクリエイティブに長けており、エンジニアやデザイナー等のスペシャリストのメンバーがいるので、長期的に一緒に成長できると考えた
  • 「社員ひとり1人が社会と会社と調和できるように」という根底にある想いに惹かれた、今までの働き方で感じた「合わない...」という気持ちが解決できそう

ちょっと理想的な具体例になりますが、上記のような「転職理由」「条件」「志望動機」「会社とのマッチ度合い」は転職において重要な要素であり、転職軸が曖昧で行きたかった会社に落ちた可能性もあります。

"この会社に行きたい" という気持ちだけが先行している人も要注意!気持ちも大切だけど、まずは自分の転職のきっかけや条件を冷静に見つめ直し、その上で行きたい会社にどういう点がマッチしているか "客観的に" 考えることも大切。

【理由②】企業分析が足りていなかったから

「転職軸」や「志望動機」はあくまで自分視点の話。自分について客観的に整理ができたら、もちろん行きたい会社の理解もしなくてはいけません。

面接で痛いところを突かれる例を挙げるなら「弊社は医療業界に特化した事業を展開していますが、医療業界に対してどのように興味関心がありますか?」といった質問。

こういうのって「業界理解」「会社の事業理解」「クライアントの仕事の温度感」などなど、事前に知っていた方が話がスムーズです。

このような質問に対して表面的な回答だけで終わっちゃうと採用側も「うちの企業や業務についてあんまり理解してくれていないんだな...」と思ってしまいます。

入社後に業界、職種、業務とミスマッチしていた事に気づくと、企業側もあなた側も手遅れです。企業分析が落ちた理由ではないのか、今一度振り返ってみましょう。

行きたい会社であるなら、まずは会社の求める人物像や企業のビジョン、条件面、等を求人情報や企業ホームページからしっかりと分析をした上で、すでに述べた自分の転職軸(希望条件・転職理由)や志望動機とどれだけマッチしているか、しっかりと整理しよう!

【理由③】面接でのアピールポイントに過不足があったから

あなたは、採用面接で自己PRや志望動機を伝える際に、下記をやらかしてしまってなかったですか?該当するなら行きたい会社に落ちた原因かも...

  • 自己PR時に「御社の業務は実務経験があるので担当可能なので貢献できると考えています」のように一言程度のボリューム
  • 逆にプレゼンや語りっぽく伝えて、10分以上時間を使っていた
  • 要点がまとまっておらず、結局何が強み、何が動機なのかピンとこない

いくら「転職軸や志望動機」「企業分析」等をしっかりまとめて下準備していても、効果的にアウトプットができないといけません。

少なくとも、面接前に1,2回は事前に練習をしておきましょう。

アピールはバランス命!面接はコミュニケーションなので相手と会話のキャッチボールをするイメージでいこう。この点については練習相手が必須なので、こういう時に模擬面接等もしてくれる「転職エージェント」が活きてくるよ...!

【理由④】履歴書・職務経歴書が企業の求めるクオリティに達していなかったから

スキル経験OK、面接バッチリであっても同じレベルの候補者がいて比較検討した結果、書類で不合格とするケースもあります。下記5点はしっかりチェックしておきたいところです。

  1. 志望動機や初めの概要文のクオリティ
  2. 実績の詳細度、魅力的に伝えられているか
  3. 自信がない人はDoda等のテンプレを参考に
  4. 履歴書の写真
  5. 誤字・脱字がないか

面接でも同様の話ですが、下準備もアウトプット能力も両方大切です。書類としてのアウトプットがESになるので、写真や文章力、ケアレスミス等、クオリティに気をつけて作り込みましょう。

また、既にクオリティを担保してくれている雛形の活用も重要。Dodaの下記の記事で130種以上の職種別の職務経歴書テンプレートがまとめられているので要チェック。

【職種・業種・ステージ・形式別】職務経歴書テンプレート・フォーマットの選び方とダウンロード(Word・Excel形式)

いい人!と思っていたのに写真が自撮りだった為、不合格にした事はぶっちゃけあります。履歴書・職務経歴書は自分をアピールする最大の営業資料。ここは手を抜かずしっかり作る事が大事だよ。

行きたい会社に落ちてしまった後、再応募で内定獲得した事例

では実際に落ちた後、再応募をし見事内定をしたい人はどんな人がいるのか、私が人事として採用担当をしていた中であった事例を紹介します。

【事例①】1年越しで3回選考を受け見事コンサルティング会社に内定

社会人経験を積んでから将来コンサルタントになりたいとずっと思っていました。その思いが未経験でも応募できるという求人を見て「ここだ!」と思って早速応募。しかしやはりハードルは高く最初の筆記試験が一般的な適性検査とは違い難易度が高いものでした。結果は不合格。落胆が激しかったのを覚えています。1年後、同じ会社が募集しているのを発見。早速会社に再応募をし、筆記試験は合格しました。が、一次面接であまりの緊張で何も答えられずに面接が終了、不合格となりました。どうしても諦められないという思いがあり、1か月後に会社に直接メールで、1年前から御社を受けててどうしても入社したい。もう一度だけチャンスが欲しい事を伝えたところ、再面接の機会をもらえ、見事入社する事ができました。

コンサル/28歳/女性

彼女の場合、1年前に実際に応募をしていた事。そしてどうしても入社して頑張りたいという熱意を伝えた事がチャンスをつかみ取る要因になったね。不合格と聞いて諦め何もしなかったら成しえなかった事だね。

【事例②】新卒第一志望の会社を大学一留後、リベンジして成功

顧客満足度を追求しているハンドメイド型のサービスを提供している会社と働いている人達に惚れ込み、「人の役に立つ仕事をこの会社ならできる!」就職活動時、第一志望でその会社に応募しました。一次・二次面接は問題なく合格、最終社長面接で、「人の役に立ちたい仕事って世の中の仕事全部そうだけど、ウチで何したいの?」この問いに何も答えられず、不合格となってしまいました。自分の中ではこの会社しかないと思っていたので、1年間かけて選考科目以外で勉強したい思いもあった為、大学を留年し、翌年再応募をする事になりました。
昨年と同じ社長面接。流石に社長も私のことを覚えていてくださり同じ問いにも問題なく答えられ、見事内定を得る事ができました。

冠婚葬祭/25歳/男性

彼の場合新卒採用での応募で大学をもう一年在学する等、ケースとしてはレア。だけど大事なのは翌年まで入社したいという思いを持ち、その思いを人事担当者から社長にまで伝え続けた事が相手の心に留まったという事だね。

【事例③】自己応募から、エージェント経由に応募変更をし最終面接まで進んだ

社会貢献性の強いソーシャルビジネスに魅力を感じ、人事という専門知識で貢献したいという思いでその業界に転職する事を志望していました。その中でユニークな企業と出会い、大変魅力を感じ自己応募をしました。結果は書類選考不合格。残念ではありましたが、気持ちを切り替えて転職活動を進めました。
その1か月後、転職エージェントから同会社を紹介されました。私がすでに書類選考で不合格になっている事を伝えると、その会社の採用責任者と強い信頼関係がある事と、私が応募した時はちょうど内定者が決まっていて求人がほぼクローズ状況であった事がわかりました。その内定者が辞退で再度選考をスタートするステージとの事だったので、エージェント経由で再応募を受け付けて頂ける事になりました。最終的に2次面接まで合格でき、最終役員面接で不合格となってしまいましたが、書類選考だけでなく面接も受ける事ができたので悔いなく良い機会に恵まれたと思っています。

人事/33歳/男性

この方は自己応募で不合格になった後、エージェント経由で再応募ができた珍しいケース。最終的に内定・入社まではいかなかったけど再応募のタイミングやサポートしてくれる転職エージェントとの関係性でチャンスが広がる事を教えてくれる事例だね。

【まとめ】結局一番強いのは、その会社でなければならない強烈な志望動機と熱意

3人に共通している事は「絶対にこの会社に入社する事をあきらめたくない!」という理由とその熱意です。

熱意は相手に必ず伝わります。多少スキル経験が不足していたとしても「そこまで当社に入社したいなら頑張ってくれそうだ!」こう思わせたら勝ちです。

行きたい会社の採用を勝ち取る再応募のコツ

では実際に再応募をする時にはどのような点に気を付けていけばよいのか。ここでは具体的なコツについて話していきます。

どうしてもこの会社でなくてはならない理由(志望動機)を練り直す

「御社の理念に共感し」「多くのサービスを世に届けている点に魅力に感じ」などなど、当たり障りなく抽象度の高い言葉になっていないでしょうか?

先ほどからお伝えしている通り志望動機は、あなたという人物が何故貴重な人生の時間を使って、この会社で入社して貢献していきたいという思いの塊です。理念に共感したのであれば自分の人生の中でどんなエピソードがあったのか、多くのサービスの中でも特にどのサービスに惹かれ使ってみたのか等、具体性をまじえて熟考してみましょう。では、何故志望動機に具体性が必要なのかについて説明します。

熱意のアピールにつながる

具体性の高いエピソードはその人しか語れない言葉になります。企業の採用担当者は、ぶっちゃけ当たり障りのない志望動機は聞き飽きてます。そんな中オリジナルのエピソードを語る事は周りの応募者から頭一個分抜きんでる事になります。ここは目立ったもの勝ちです。

そもそも企業が求人募集をしているのは会社に貢献してほしいから

繰り返しになりますが企業が求人募集をしているのは、スキル経験だけが欲しいわけではありません。会社の一員となって同じ環境で長い時間を一緒に共有しながら貢献してくれる人を探しています。なので志望動機はしっかりと考えて伝えていきましょう。

また、志望動機を練って具体性に富むことは転職軸にもつながります。これは転職を成功させるためには必要不可欠なものです、詳しくは下記を参照にしてください。

自分の強みと求人で求めている事がマッチしている事をアピールする

スキル経験面だけで内定を決めるわけではないとはいえ、求人の必須条件になっている事は最低条件になります。なので自分の強みと条件でリンクする事があれば、そこを重点的に掘り下げて職務経歴書に記載していきましょう

会社に貢献できる事が明確にあるなら絶対に伝える

掘り下げ方としては、下記のようにエピソードで語ると相手に伝わりやすいです。

○○という経験を何年やってきましたので、御社で貢献できると思います。

という事実だけを淡々と述べるのではなく

○○という経験を持っている人は私以外社内に誰もいませんでしたので、同僚に業務をシェアする為、一対一でレクチャーする事を任されました。人に教える事は自分自身のスキルが飛躍的向上した事が大きな気付きでした。つきましては○○業務に関しては御社内でかなり高いレベルで貢献できる思います。

と、エピソードで語る事で、採用側はあなたが活躍できるイメージが強くもてるようになりますよ。

足りないところは具体的な期間を決めて補完する事を伝える

中には求人票の条件になっている経験をしていないケースがあります。そういう場合は正直に伝える事です。

○○という業務は正直申し上げて実施したことがないですが、同僚が未経験から〇か月で実務をしているのを見てきており、全くわからないわけではないです。つきましては、入社前から学習し〇か月後には実務ができるレベルまでキャッチアップする事ができます。

その他の条件が満たしているならば1つ2つ補完が必要となる事は許容範囲です。自信もって伝えましょう。

転職エージェントを味方につけて再応募する

もしあなたが、転職活動を一人で行っているならば転職エージェントは活用すべきです。Nさんの事例でもあった通り、転職エージェントは自分でも思っていなかった方向で頼りになります。

そして何より転職活動は孤独になりがちです。現職の同僚や上司にはもちろん相談できませんし、家族や親しい人にも必要以上に心配かけてしまうので気軽に相談しづらいです。

なので転職に関してのプロを味方につけておく事は、孤独な転職活動の心の救いになりますよ。

行きたい会社への再応募や面接対策・事前分析には転職エージェントを活用しよう

激務な中でも転職エージェントで得られる4つのメリット

  • 面接や選考等の転職スケジューリングのサポート
  • ベストな転職理由と希望条件のヒアリング
  • おすすめ求人のピックアップ
  • 履歴書や職務経歴書などの資料作成のサポート

① 面接や選考等の転職スケジューリングのサポート

こんな悩みがあるんじゃないでしょうか?

  • 仕事が忙しくて平日に転職活動できる余裕がない...
  • 内勤等の都合でそもそも企業との面接に割ける時間がない...

転職エージェントを使えば、キャリアアドバイザーが企業と連絡を取って、あなたとの面接スケジュールを組んでくれます。

どうしても平日のビジネスタイム中に時間が取れないなら、就業前や就業後、または土日の面接を何とか調整してくれたり、あなたと企業との橋渡しとして動いてくれます。

② ベストな転職理由と希望条件のヒアリング

「転職理由と希望条件を明確にすべき」と言われても、いざ考えてみると難しいものです。

私が実際に転職エージェントを利用した際は、はじめに1時間ほどガッツリとヒアリングをしてくれました。今の職場で困っていること、今後目指したいこと、これだけは譲れない条件など...最終的に希望条件も3つに整理ができて、面接でもスムーズに回答できたりしました。

どんなサービスでも必ずヒアリングはしてくれるので、遠慮なく頼ってしまうのが良いです。

③ おすすめ求人のピックアップ

転職エージェントを使えば、ヒアリングの後、あなたに最適な求人もピックアップしてくれます。

そもそも、リクルート等もサイトを訪問すれば求人が閲覧できますが、エージェントを利用してからでしか知ることのできない「非公開求人」もあります。

単純に求人の母数を上げるためにもエージェントは利用すべきですし、プロのピックアップに頼った方がより良い会社と出会えます。

④ 履歴書や職務経歴書などの資料作成のサポート

履歴書はまだしも、職務経歴書を上手くまとめるのは難しいものです。

転職エージェントではあなたの希望の会社を理解した上で、何を書くべきか、どのような良さを活かしてアプローチすべきか、的確にアドバイスしてくれます。

ネットにテンプレは転がっていますが、やはりプロからサポートを受けた方が、書類選考の通過率も一段に上がるでしょう。

条件・タイプ別のおすすめ転職エージェント

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