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IT業界で転職したくなる瞬間 Vol.2:給料・年収が低い!昇給が見込めない...

Job Change It Motive 02

この記事は、筆者がIT業界で働く中で、「正直〇〇な時に転職したくなるな...」と思った瞬間を本音で綴るシリーズものブログです!IT業界に限らずですが、ぶっちゃけ下記みたいな不安を持っている人は多いですよね...。

  • 昇給額がどう考えても低くないか...
  • 残業や新規案件やらあれだけ頑張ったのに給料・年収が見合っていない!
  • 転職した方が年収上がるんじゃないか...

筆者はこれまで4,5社くらいの異なる環境・異なる評価制度を見てきたので、そのリアルな評価事情や実際に試した成功体験をぶっちゃけていきたいと思います。

結局のところ...「現職で留まるべきか?転職すべきか?他に選択肢はないか?」と、こんな感じで考えると思うので、その答えをまとめていきますね。

WRITER

Tsukasa|現役エンジニア

Frontend Engineer / Web Creator / SEO Writer / Web Media Manager

AID-TRUTHメディア運営者。現役のフロントエンドエンジニアで、「SEOライティング / メディア運用保守 / Webサイト・アプリ実装 / Web制作ディレクター / スクールメンター / フリーランス」等の幅広い経験を持つ。これまでの学習や転職・キャリアップで経験した数多くの悩みや成功経験を活かして、これからIT・Web・クリエイティブ業界のキャリアを歩もうと頑張る人の支えになっていきます。

AID-TRUTH Members.

AID-TRUTHは、バックエンドエンジニアやディレクター、人事で活躍する人など、現役で活躍する人たちが実体験を活かしてコンテンツ発信をしています。

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【前提①】転職経験者の転職理由(退職理由)ランキング1位が「給与が低い・昇給が見込めない」

大手総合型転職エージェントのdodaが、2022年7月~2023年6月の1年間に転職した人の転職理由(退職理由)を調査したところ、1位の理由が「給与が低い・昇給が見込めない」でした。

順位転職理由割合
1位給与が低い・昇給が見込めない36.9%
2位社内の雰囲気が悪い26.9%
3位人間関係が悪い/うまくいかない26.6%
4位尊敬できる人がいない24.7%
5位会社の評価方法に不満があった23.3%
参照元:転職理由ランキング【最新版】 みんなの本音を調査!|doda
※ 当データは1位 〜 10位まであり、6以下は省略しています

僕もこれまで何度か転職を経験してきましたが、社風のミスマッチや身体的都合、技術力アップなど色々転職理由はありましたが、どの転職でも共通して「給料・年収アップ」は目的のひとつでした。

そりゃまぁ...仕事において大切に決まってますからね!対価の話は...!同じ感覚の人も多いかと思います。

【前提②】平均昇給率と給料・年収の満足度

再びデータになりますが、厚生労働省の調査によると、全産業平均の昇給額は、例年4,000円 〜 5,000円が多く、令和5年は9,000円超えという結果でした。産業別のデータは下記の通りで、「情報通信業」であれば15,000円ですね。

産業別令和5年令和4年令和3年
鉱業、採石業、砂利採取業18,507円5,959円5,733円
建設業12,752円8,101円6,373円
製造業9,774円5,747円5,355円
電気・ガス・熱供給・水道業10,131円3,670円4,374円
情報通信業15,402円7,919円6,028円
運輸業、郵便業6,616円4,136円3,275円
卸売業、小売業8,763円5,148円4,651円
金融業、保険業10,637円5,341円2,951円
不動産業、物品賃貸業11,560円6,380円4,745円
学術研究、専門・技術サービス業10,642円7,588円5,743円
宿泊業、飲食サービス業8,401円3,865円2,996円
生活関連サービス業、娯楽業6,832円4,044円2,915円
教育、学習支援業7,682円5,543円4,252円
医療、福祉3,616円6,403円2,855円
サービス業(他に分類されないもの)6,343円4,286円3,199円
出典:厚生労働省:令和5年賃金引上げ等の実態に関する調査の概況  2. 賃金の改定額及び改定率令和4年賃金引上げ等の実態に関する調査の概況  2. 賃金の改定額及び改定率

この昇給額見てどう思いました?え、少なくね...と思いませんでした?どう感じたかは人それぞれだと思いますが、下記の調査結果を見てください。今の賃金は低過ぎると不満に感じる人は実際に多いんです。

参照元:正社員の約4割が年収が「低過ぎる」。理想と現実のギャップは100万円|マイナビ転職

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【調査概要】マイナビ転職『賃金についての調査』
調査期間:2022年9月30日(金)~10月2日(日)
調査方法:20~59歳の正社員を対象にWEB調査を実施
有効回答数:1,200名(内訳:20~59歳の各年代300名ずつ)
※調査結果は、端数四捨五入の関係で合計数値と合わない場合があります
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一旦、一番上の「全体」を見て欲しくて、2,3人に1人が給料・年収が低すぎる(見合っていない)と感じています。もちろんアンケート回答後満足のいく年収に昇給した人は含まれると思うけど、昇給の平均を見るに、昇給で満足した結果になる人は少ないと見ています。

転職すれば給料・年収アップを見込めるが慎重な判断が必要

今は転職した方が短期的には給料・年収が上がりやすい時代と言われていて、僕も実際に転職で年収アップを実現してきました。さすがに額面は見せれませんが、変化率はだいたい下記のイメージでした。

年代転職の年収アップ額現職の昇給額(年間)
2020年-¥32,000
2022年¥1,000,000¥20,000
2023年¥600,000(アセスメント中)
※ 間にフリーランス期間もあったためある程度端折っています。

自分は初めての会社はアルバイトで入社したこともあって、そもそも初期の年収が低かったので特例かもしれませんが...マイナビ調査のデータを引用すると、下記の通り一部の年代を除いて転職前後の年収額は20万前後というデータで、昇給と比べると大きく変化しているように見えます。

参照元:転職動向調査2024年版(2023年実績)|マイナビキャリアリサーチLab

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調査期間:スクリーニング調査:2023年12月13日(水)~12月15日(金)
本調査:12月15日(金)~12月18日(月)
調査方法:インターネット調査
調査対象:正社員として働いている20代~50代の男女のうち、2023年に転職した方
有効回答数:1,500名(男性20代284名、男性30代350名、男性40代238名、男性50代126名、女性20代227名、女性30代130名、女性40代100名、女性50代45名)
※調査結果は、端数四捨五入の関係で合計が100%にならない場合があります。
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でも、給料・年収に不満があるならとりあえず転職すれば解決...と安直に考えてはいけないと思います。確かに、昇給と比べると転職しちゃった方が年収アップ額が高いですが、早期退職しすぎたりすると、今後のキャリアアップが不利になる場合もあります。

結論、給料・年収アップの対策はどうすべきか、次の見出しで僕なりに考えを整理してみました。

【給料・年収アップ対策】現職にも評価される + 転職市場でも評価される状況が理想的

IT業界で転職や昇給など色々とそれなりに経験してきて、僕的には下記の対策がノンストレスで再現性も高いと考えています。

  • 現職の評価・昇給に固執しすぎない
  • 転職市場における価値が上がれば自ずと現職でも昇給できる
  • 誰が聞いても目を見張る成果を残す事に集中

現職の昇給に固執すると、なかなか給料が上がらないストレスが溜まるし何もいい事がないのは確かです。重要なのは、成果主義になって誰が見ても市場価値が高い人材になること。そうすれば、現職の昇給にも繋がるし転職時の武器にもなる。

例えば、筆者であれば社会人の卵の頃はITエンジニアとして働いていて、下記の行動をすれば、昇給もしたし転職の採用面接でかなり有利に立てました。

  1. JavaScript(この職のプログラミングの基礎)と開発環境の基礎を徹底的に勉強
  2. 運用保守で改善提案を成功させた
  3. 新規アルバイト3~5人のリーダーを積極的に行なった

ちょっと自分の職の専門的な話も入ってますが、③のリーダー経験なんかは、どんな職種でも評価のしやすい成果となりました。上記のどれも、別に現職の昇給ルールに従った訳じゃなく、市場価値を上げる行動が結果的に昇給につながったイメージでした。

転職での給料・年収アップ方法・応募先企業の年収水準の調査は必ず転職エージェントに頼ること

最後にもうひとつの対策、転職を検討するときは必ず転職エージェントを使った方が良いです。

エージェントを使えば、プロのキャリアアドバイザーから年収アップ・スキルアップが可能な優良企業を紹介してもらるし...求人ピックアップ、資料作成、面接サポート、内定後の給料交渉など、転職を無料でサポートしてくれます。

下記のどの状況の人でもメリットがあるので、まだ使っていない人は無料相談から進めておくと良いですよ。

シチュエーションメリット
既に採用面接を控えている人模擬面接や面接企業の分析をしてくれる
応募先企業の固有の
質問を気にしている人
応募先企業の頻出質問や気にしていることなど、企業ごとの対策をしてくれる
応募企業がまだ少ない人応募したい企業をヒアリングしてくれ、ベストな求人をピックアップしてくれる
転職に自信がない人転職理由や希望条件をヒアリングの上、ベストな応募企業や採用面接のコツをレクチャーしてくれる

IT・Web業界の転職に強いエージェントがおすすめ。筆者や同僚も実際に活用していたエージェントと、オファーを待つだけのスカウト型転職サービスも載せておきます。

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