- プログラミングの独学って本当に無理なの?
- プログラミングスクールか独学なのか…自分にはどんな学習方法が合っているのだろう…
「プログラミングの独学は無理」と聞いてこんな疑問や不安を抱えていると思います。
筆者の私は現役でWebエンジニアとして働いているのですが、実際のところ、周りに独学で習得した人もいれば、プログラミングスクールで習得した人もいました。
そんな現場を見て思うのは、結局のところ、「あなたにとってどんな学習方法が向いているか」これを突き止めなければ良い選択はできません。
「独学は100%無理 ! 」だとか、逆に「プログラミングスクールとか無駄じゃん、独学で良くない?」こういった断定的な考えはダメです。
そこでこの記事では、あなたが慎重に選択できるように、下記の要点を押さえながら解説をしていきます。
- プログラミングの独学が無理と言われる理由を知る
- 独学が向いている人と不向きな人の特徴を理解する
- 独学が向いていると思った人が選ぶべき道を知る
- 独学が不向きだと思った人が選ぶべき道を知る
実際にWeb制作会社で働く3人で解説します。独学でキャリアを積んでいる筆者の私(つかさ26歳)と…
プログラミングスクールで勉強して転職成功したゆうき(同い年のイケメン26歳)と…
独学でプログラミングを始め、キャリアが7年になる尚美さん(ドラえもんを愛して止まない29歳の大らかな先輩)
社内の講座が終わった後に、この3人で話が盛り上がった内容を、私が整理しています。すべてが生の実体験なので、きっと参考になるはず。
現役同士のピロートークに参加する感覚で、自分には独学が無理かどうか、見極めて行ってください。
WRITER
Tsukasa|現役エンジニア
Frontend Engineer / Web Creator / SEO Writer / Web Media Manager
AID-TRUTHメディア運営者。現役のフロントエンドエンジニアで、「SEOライティング / メディア運用保守 / Webサイト・アプリ実装 / Web制作ディレクター / スクールメンター / フリーランス」等の幅広い経験を持つ。これまでの学習や転職・キャリアップで経験した数多くの悩みや成功経験を活かして、これからIT・Web・クリエイティブ業界のキャリアを歩もうと頑張る人の支えになっていきます。
AID-TRUTHは、バックエンドエンジニアやディレクター、人事で活躍する人など、現役で活躍する人たちが実体験を活かしてコンテンツ発信をしています。
INDEX
結論、プログラミング独学はできる。 “無理” とは断言できない
尚美さん、ちょっと気になっていることがあって...周りに「挫折もするし独学は無理」って言っている人が多くて...実際のところどう思いますか?
そうだね...プログラミングの独学を無理と断言はできないかな。
そもそも現役のエンジニアって常に独学をしているでしょ?仕事で新しい言語が必要になって勉強したりさ、便利なワイヤーフレームが出始めたらドキュメントを見て独学するよね。
だから本音を言うとさ、独学って本来できないとダメだし、皆んな当然のようにしているって認識なんだよ。
でもプログラミング初心者の人って、そう簡単にはいかないんじゃないんですか?
僕もちょっと前まで初心者でプログラミングスクールに通ってこうやって仕事に付けてるし...
そうかもしれないね。でも最近は学習サービスが充実しているから、初心者も独学がしやすくなってるんじゃないかな。
安価なサービスなら、Progateやドットインストールとか...最近だと、「
」や「
」とか、独学を徹底サポートしてくれるようなサービスもあるよね。
SNSも昔と比べて活発だし、情報収集もしやすい環境だよ。
それじゃあ、どうして "プログラミングの独学は無理だ" って言われるんですかね...
なぜ “プログラミング独学は無理” と言われるの?4つの理由
その時に、尚美さんが話してくれた理由は下記の4つです。
- 独学中に何をどこまで勉強すべきか迷ってしまうから
- 学習スケジュールを自分で組むのが困難だから
- 分からない時にググっても解決しないケースが多くなるから
- 一緒に学習する人やフォローしてくれる人が居なくて挫折するから
1/4|独学中に何をどこまで勉強すべきか迷ってしまうから
本当に独りっきりで勉強していると、学習のロードマップが見えなくて迷ってしまうんだ。これが一番大きな理由かもしれないね。
現役目線では独学はできて当然、でも初心者は違う、これも納得できる理由だよ。プログラミング初心者は、まだ言語学習の温度感が掴めていないからね。
独学でもロードマップを明確にする努力は必要ですよね。ぼくは初めから独学だったんですけど、プログラミングスクールの無料相談で少しでも道を鮮明にしていました。
2/4|学習スケジュールを自分で組むのが困難だから
あと学習の自己管理の難しさだね。これはプログラミングに関係ない話だけど、スケジュールを組んだり、習得の目処を立てたり、そういうのが苦手な人にとっては「独学が無理」って気持ちになると思うんだ。
3/4|分からない時にググっても解決しないケースが多くなるから
それからJavaScriptやPHPの勉強で、エラーに躓いてググっても分からない時に、モチベーションが下がっちゃう人も多いかな...。
ググったら分かるって言う人いるけどさ、自分でオリジナル制作にチャレンジしているとググるだけで解決しない時なんていくらでもあるでしょう?
初心者だと特に「ググったら解決!」とはいかない時はあるよ。慣れてくれば大丈夫なんだけど...独学で習得中にこういう場面に初めて直面すると、キツくなる人もいるよ。
4/4|一緒に学習する人やフォローしてくれる人が居なくて挫折するから
僕のプログラミングスクールの時と比べて思ったんですけど、自分と一緒に勉強している人とか、躓いた時にフォローしてくれる現役のメンターとか、やっぱりそういう人が周りに居るといいなって思います。
ゆうき君、その通りだよ。独学で失敗しちゃった人を見ていると、独りっきりの環境だから挫折している傾向は多いんだ。
だから僕はね、独学が向いていないと感じるなら、初めに軽く言った独学サポート系の「
」や「
」とかのプログラミングスクールは良い選択肢だと思ってるよ。
尚美さん、その流れで少し聞きたいです。友達がこれからプログラミングを勉強しようとしているんです。
その人が独学に向いているか不向きなのか、ちゃんとアドバイスしてあげたくて...それぞれどんな特徴があると思いますか?
プログラミングの独学ができる人/無理な人の特徴
君らちょっといいすか。僕は採用にも関わってるので、独学に向いている/不向きな人には、思うところがあるんです。
突然割って入ってきた、2次元大好き|キャリア10年の古株エンジニア|小川さんが話してくれたのは、下記の内容でした。
- 【独学できる人の特徴①】プログラミングを勉強したい目的が明確
- 【独学できる人の特徴②】純粋にプログラミングやモノづくりが好き
- 【独学できる人の特徴③】学習管理に慣れている
- 【独学無理な人の特徴①】「稼ぎたい / 流行っているから」等の動機で始める人
- 【独学無理な人の特徴②】学ぶ途中で寄り道をしがちな人
- 【独学無理な人の特徴③】問題に直面したときに1人では諦めてしまう人
【独学できる人の特徴①】プログラミングを勉強したい目的が明確
採用にも直結しますし、まずはこれでしょう。
独学に成功する人は、Shopifyのようなサービスの裏側の仕組みも構築してみたいとか、ユニークなWebサイトを創作してユーザーを惹きつけたいとか、勉強したい目的が明確なんですよ。
目的が明確であれば、学習管理に不慣れでも、たとえエラーが出ても解決する意気込みが違うんですよ。
そう言う人は独学でも習得ができてしまいますね。野心ですよ。
【独学できる人の特徴②】純粋にプログラミングやモノづくりが好き
あとはモノづくりloverな人ですかね。
このタイプの人はいわゆるオタクを想像してもらえれば分かりやすいです。ただ純粋にプログラミングが好きで、小さい時からPHPを自分で勉強していたり、そう言う人は挫折を知りません。
プログラミングじゃなくてもいいです。小さい時からモノづくり系の授業が好きだったり、ゲームで言えばスキル構築や武器のカスタマイズが好き...とかでしょうか。
創作や構築に純粋に好きかどうかは、独学に向いているかどうかの判断基準に十分なり得ますよ。
【独学できる人の特徴③】学習管理に慣れている
勉強に慣れている人も、もちろん独学に向いています。
とは言っても塾/予備校があったからこそ受験も成功した、というパターンの人はむしろ、侍テラコヤやデイトラで独学フォローを受けながらだと成功しそうですね。
学習管理は自分でもできると自信があれば、ご自身でやり通したらいいですよ。学習手段なんて自分に合っていればなんでもいいので。
小川さん、ありがとうございます。めっちゃ話してくれますね。笑
それじゃあ逆に、プログラミング独学が無理なのはどんな人ですか?
【独学無理な人の特徴①】「稼ぎたい / 流行っているから」等の動機で始める人
まず独学する動機です。
稼ぎたい臭がプンプンする人もいますが、「プログラミング習得 = 稼げる」は甘いです。基礎を習得しただけじゃ稼げないことを知って挫折するのは目に見えているのでオススメしません。
やはり学習したい動機は大切ですよ。
【独学無理な人の特徴②】学ぶ途中で寄り道をしがちな人
あとは寄り道ばかりする人も、挫折しやすいです。
フロントエンドエンジニアになりたくて始めたけど、PHPも必要だと聞いてJavaScriptより先に学び始めたり...フレームワークが便利と聞いてJavaScriptの学習が曖昧なのに Vue/React を学び始めたり...
こういう人は無駄に時間を浪費していくうちに目的もブレて、いつの間にか辞めている傾向にありますね。
【独学無理な人の特徴③】問題に直面したときに1人では諦めてしまう人
こういった人は、エラーを前にして挫折します。ググると解決すると安心しているといつか罠にハマります。
現役になると容量が分かってきますが、初心者は違います。1人で解決する自信がないなら、現役エンジニアのメンターがついてくれるサービスなどを活用するのも、一つの選択肢だと思いますよ。
小川さん、とても参考になりました...!
さて、読者の皆さんへ、これ以降も小川さんが「独学が向いている人の道」「不向きな人の道」を相談してくれました。その相談内容を元に、以降は、トーク形式ではなくロードマップとして下記の内容をお伝えしていきます。
プログラミング独学が無理な人のロードマップ
※「▼独学に向いている人のロードマップはこちら」をクリックしてご確認ください。
まずは現役エンジニアに相談して目的や学習手段を探る
独学に向いていないと感じた人は、まずは既に成功している人の声に耳を傾けるべきです。
プログラミングスクールの無料相談がおすすめで、モチベーション維持に不安がある...何をどこまで勉強するのが正解なのか分からない...こういった疑問にも応えてくれます。
広告っぽく感じさせてしまったかもしれませんが...僕も独学にチャレンジした身で、プログラミングスクールの無料相談を試して、次に何をすべきか少しでも明確になった経験があります。
初めは目的や学習手段に迷って当然です。そこが少しでも明確になると道が見えてくるので、まずは気軽に相談って感覚でOKです。
僕やトークしたメンバーも注目していた、おすすめのプログラミングスクールをいくつか載せておくので、気になるものを選んで無料相談してみましょう。
RUNTEQも有名なプログラミングスクールで、専属メンターによる学習進捗サポートはもちろん、卒業試験の実施や本格的なポートフォリオ制作サポートなど、サポートも充実しています。
またRUNTEQ運営者の菊本さんが登壇されたインタビューにある通り、プログラミングスクール卒業生使えないと言わせないほど、学習内容が徹底しているのも特徴。
スクールの無料体験などでプログラミングを試す
最近のプログラミングスクールは、無料で体験ができたり、月額制で気軽にスタートできるサービスが多いんです。
例えば、最近けっこう名前を聞く「侍エンジニア」も独学を徹底サポートする「
」という月額 2,980円 のサービスを展開しています。
「侍テラコヤ」は入会金なしで気軽にスタートできて、1ヶ月の全額返金保証も付いているので、一度スクールを体験してみるのにはちょうどいいですよ。
他に有名どころだと、デイトラです。プログラミングスクール系でも最安価の価格(99,800(税込)/年)で、1年間現役エンジニアに24時間質問できて1年経過後もカリキュラムの閲覧はいつでもできます。
SNSでも話題になって、仲間との交流も活発にできるので、モチベーションに不安を感じている人にもベストなスクールですよ。
こういうのは実際に行動に移してしまうのが結果的に良いです。最終的にプログラミングスクールを使わなかったとしても、無料相談や無料体験で分かった情報はあなたのプラスになります。
最近の有名なスクールはしつこい勧誘も全然ないので、気軽にトライしてみましょう。
プログラミング独学ができる人のロードマップ
自分に向いている学習サービスを見つけて独学
今の時代は多くの学習サービスが出回っています。無料体験、無料相談から試すことができるものばかりなので、まずは自分に合ったサービスを見極めるところから。
3つお伝えするので、ざっとチェックしてみましょう!
【Progate】知識をサクッと手に入れる
料金 | 一部だけ無料 ※ 中級以降のコースは、1,078円(税込)/月 |
おすすめポイント | コードの記述もその反映結果も、全てブラウザ上のアプリひとつで勉強を進められます。とってもデザインの良いスライドで分かりやすくサクサクと学べるのもグッドポイント。 無料では初めのコースだけ受けられるので、試すくらいにはちょうど良いですね。有料なら全コース受講可能。 |
【侍テラコヤ】2,980円/月で、質問も、教材も、レッスンも、仲間も
料金 | 2,980円/月 ※ 入会金不要で気軽にスタートできる |
おすすめポイント | 侍エンジニアで有名なプログラミングスクールの月額学習サービスです。 現役エンジニアとのオンラインレッスンを月1回以上できて、回答率100%の掲示板に質問し放題、教材は基礎知識からWEBサイト制作・WEBアプリ開発の実践知識まで学習できます。 1ヶ月間の全額返金保証も付くので、気軽にチャレンジできる独学サポート型のプログラミングスクール。 |
【Udemy】現役や講師から直接教えてもらえる感覚を
料金 | 講座によるが、セール価格で1講座2,000円前後 ※ 初めての人はセール価格で購入可 |
おすすめポイント | Udemyは、学習動画を提供しているオンライン動画学習サービスです。学習本と同じくらいの価格で、現役エンジニアのリアリティのある講座を受けられるのが特徴。 Udemyにログインすればいつでもどこでもオンライン講座で学習ができるので、自分のペースで進めたい人にうってつけです。 |
学んだ知識をアウトプットする
基礎知識を独学したら、次はアウトプットをするフェーズです。プログラミングは基礎学習だけでは身につかないんです。
一番簡単なやり方は、ポートフォリオを作ったり、実際にWebアプリやWebサービスなど、自分が作りたかったものを制作すること。
教材で作るような指示ありの制作物と違って、設計から制作まで全て自分の頭で構築するので、確実にスキルアップします。
そのポートフォリオは、そのまま転職の採用時や副業にも活用できるので、必ず取り組みましょう。
プログラミングを仕事にして実務レベルに仕上げる
最後は仕事をするのみです。正直、現役としてせめて1年はキャリアを積まないと、実務レベルになんて到達しません。
現役にもなると、プログラミングの書き方を覚えているだけじゃ仕事になりません。
オーダーに対してどんな流れで制作すべきか?保守性は担保できているか?環境構築や設計はどうするか?...仕事にすることで見えてくる世界があるので、なるはやでプログラミングを仕事にしていきましょう。
まとめ:スクールの無料相談を活用して独学に拍車をかけよう
既にお伝えしたように、プログラミングの独学が難しいと感じた人も、自分には合っていると思った人も、スクールの無料相談を活用して、現役のエンジニアに悩みを相談しておきましょう。
その方が、自分にとって最適な学習方法が見つかりますし、メリットは沢山あるな...と筆者の私自身も実感しています。
最後に改めてご紹介してきた無料相談・無料体験のリンクをまとめておきますね。
RUNTEQも有名なプログラミングスクールで、専属メンターによる学習進捗サポートはもちろん、卒業試験の実施や本格的なポートフォリオ制作サポートなど、サポートも充実しています。
またRUNTEQ運営者の菊本さんが登壇されたインタビューにある通り、プログラミングスクール卒業生使えないと言わせないほど、学習内容が徹底しているのも特徴。