現役エンジニアの筆者が、エンジニア特化型の転職エージェントを実際に使って転職成功した経験をもとに、利用して感じたガチの本音をまとめていきます。
結論を言うと、1人で転職活動をするのと比べるとかなり有利に進められたな...というのが所感です。紹介してもらえた求人の数と質も良くて、何よりキャリアアドバイザーの相談のクオリティが非常に高く、安心して転職活動を進められました。
そんな転職エージェントの実態を自分のリアルな経験から紐解いていくので、気になる人はサーッと目を通してみてください...!(5分くらいで読めます)
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現役エンジニア|つかさ
Frontend Engineer / SEO Writer / Web Media Manager
現在20代後半、エンジニア歴5年で転職3回+フリーランス1回を経験。最初はマークアップ作業から始まり、今ではフロントエンド開発やインタラクション実装まで幅広く担当。
正直、僕は特別な経歴も無いし、強い実績を持ったエンジニアではありません。
・転職で失敗したこともあるし
・技術の習得に苦労したこともあるし
・年収交渉でうまくいかなかったこともある
・フリーランスで営業が辛くて正社員に戻ったこともある
読者と同じような立場で悩み、選択してきた経験を共有することで、少しでも良い判断材料になればと考えています。華々しい成功談ではなく、等身大のエンジニアの歩みを記録する場所として運営中。
AID-TRUTHは、バックエンドエンジニアやディレクター、人事で活躍する人など、現役で活躍する人たちが実体験を活かしてコンテンツ発信をしています。
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【前提】転職エージェントの活用メリットとサービス利用の流れ
ぼくが半年ほど前に実際に使ったのが「レバテックキャリア」でした。

レバテックキャリアに限らず、ギークリーやユニゾンキャリア等のエンジニア特化型の転職エージェントを使うメリットは、ざっくり下記のイメージです。
- エンジニア業界に詳しいキャリアアドバイザーが専任で転職活動をサポートしてくれる
- 自分の希望に沿った求人紹介をしてくれる
- 職務経歴書等の資料作成サポート
- エントリー数の調整や採用面接のスケジューリング
- 模擬面接や応募先企業を担当する営業からの面接対策
- 内定後の給料交渉
それで、その専任のキャリアアドバイザーがサービス登録後に初回面談をしてくれるんです。そのヒアリングの時間がすごく価値が高くって、下記のような相談をしてくれました。
- SES・SIer、自社開発・受託制作等のエンジニア業界の基礎知識を教えてくれた
- 転職全体の流れや自己分析(希望条件や転職理由)のヒアリング
- 自分に最適な求人をその場で数件紹介してくれる
大体2時間くらいは時間を取ってくれて、自分の場合は上記みたいな内容でしたが、相談したいことがあれば何でも気軽に尋ねられる温度感でした。この記事では、上記で挙げた3つの話を深ぼって書いていきますね!
初回面談1/3:SES・SIer、自社開発・受託制作等のエンジニア業界の基礎知識を教えてくれた

まず、これぞエンジニア特化型の転職エージェントを利用して良かったと確信した話で、SESやSIer等の受託開発や自社開発といったエンジニア特有の業界知識をレクチャーしてくれました。
自分はまだエンジニア業界の全体像は掴めていなかったので、初回面談で丁寧に説明してくれたのですが、これがまぁーー分かりやすくてセミナーを受けた気分になりました。
SESの注意点や特徴、SIerの特徴やSESとの違い、受託制作会社の説明などなど...こういった知識を実際の求人・会社を交えながら解説してくれたので、かなりイメージしやすかったです。
一点注意点は、なんの脈略もなくいきなり説明してくれる訳じゃなく、ぼくの場合は「どんな企業が良いか希望はありますか?」と聞かれた際に、SESやSIer等の業態についてぼく側から積極的に質問したから答えてくれた経緯もありました。
皆さんも実際に初回面談を受ける際は、気になることは事前にまとめておくと良いですよ。
初回面談2/3:転職全体の流れや自己分析(希望条件や転職理由)のヒアリング

そして、おそらく全員がヒアリングを受けることになる話なのですが、転職全体の進め方や希望条件等を取りまとめてくれます。自分の場合は、ザクっと下記のようなヒアリング内容でした。
- いつ頃には転職したいか
- 転職理由と次の職場では実現したいことのヒアリング
- 転職における希望条件を3つくらいに整理
- 今後の進め方の整理
ちなみにこの辺りは、初回面談前に予め自分の中で考えを整理しておくと、無駄な時間を使わず転職相談に集中できますよ。
あと、転職希望時期については3ヶ月以内が妥当です。これはエントリーから採用面接、内定まで普通に進めるなら3ヶ月で1サイクルが落ち着くからで、あまり先延ばしにしてもスムーズに進められません。
転職理由や希望条件については、完璧に決めなくてOKで、これこそキャリアアドバイザーに相談すれば良いですよ。
ぼくの場合は、前職を辞めた理由が身体の都合でフル出社がキツくなったからで、この理由を正直に言っていいか悩んでいたので素直に相談したら、安心できる回答をもらえました。他にも、希望条件の優先順位に悩んでいたのですが、話せばスッキリ解決していったので、要件だけ自分で事前に整理して、あとは相談...と言った心構えでOKかと思います。
初回面談3/3:自分に最適な求人をその場で数件紹介してくれる

最後に、ヒアリングしてもらった内容を踏まえて、早速数件の求人を紹介してくれます。ぼくの場合は、下記のような求人のバリエーションを揃えてくれました。
- SESの優良企業2件
- チャレンジ的な意味でSIer企業を1件
- 受託制作会社を数件
- 自社開発企業を数件
ぼくはこの時はどんな業態が良いかよりも、働き方や年収改善がメインだったので、教えてもらった業態の知識をベースに色んなパターンを紹介してくれました。どんな転職エージェントでも、マイページのような専用のWebページを使って案件整理をしていくので、最後にその説明もしてくれて、初回面談終了といった感じでした。
まとめ & おすすめのエンジニア転職エージェント
今回の記事は、有名どころのエンジニア転職エージェントを使えばかなり貴重な初回面談を体験できるというお話でした。
ちなみに、今もう転職活動を進めてしまっている...という人や他の転職エージェントを使っている人も、同時進行や併用は可能で、下記のどの状況の人でもメリットが得られます。
シチュエーション | メリット |
---|---|
既に採用面接を控えている人 | 模擬面接や面接企業の分析をしてくれる |
応募先企業の固有の 質問を気にしている人 | 応募先企業の頻出質問や気にしていることなど、企業ごとの対策をしてくれる |
応募企業がまだ少ない人 | 応募したい企業をヒアリングしてくれ、ベストな求人をピックアップしてくれる |
転職に自信がない人 | 転職理由や希望条件をヒアリングの上、ベストな応募企業や採用面接のコツをレクチャーしてくれる |
注意としては下記でまとめた知名度の高い信頼できる転職エージェントを使うこと。もちろんサービスによっては、初回面談の質が高くないこともあるのでご注意を。
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