現役エンジニアの筆者が、エンジニア特化型の転職エージェントを実際に使って転職成功した経験をもとに、利用して感じたガチの本音をまとめていきます。
シリーズ化していて、今回は Vol.2 ということで「職務経歴書の添削やブラッシュアップ」についてまとめていこうと思います。もうね...やっぱり1人で転職活動するのと比べて、プロのキャリアアドバイザーに添削してもらえると安心感がすごくありました。
実際の職務経歴書も一部見せしつつ説明するので、サッと目を通してみてください...！（5分くらいで読めます）
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Tsukasa｜現役エンジニア
Frontend Engineer / Web Creator / SEO Writer / Web Media Manager
現役のフロントエンドエンジニアで、「在庫管理アプリのフロントエンドリード」「プロ野球球団公式サイトの運用保守リーダー」「ECサイト実装」「Webサイト・LP実装」などの実績を積みながら、現在もWebクリエイティブ会社で活躍中。未経験からフロントエンドエンジニアに転職成功した実体験も活かして、当メディアを運営させていただいております。
AID-TRUTHは、バックエンドエンジニアやディレクター、人事で活躍する人など、現役で活躍する人たちが実体験を活かしてコンテンツ発信をしています。
【前提】転職エージェントの活用メリットとサービス利用の流れ
このシリーズ共通で説明している話ですが、エンジニア特化の転職エージェントの魅力について、簡単に触れておきます。
ユニゾンキャリアに限らず、ギークリーやレバテックキャリア等のエンジニア特化型の転職エージェントを使うメリットは、ざっくり下記のイメージです。
- エンジニア業界に詳しいキャリアアドバイザーが専任で転職活動をサポートしてくれる
- 自分の希望に沿った求人紹介をしてくれる
- 職務経歴書等の資料作成サポート
- エントリー数の調整や採用面接のスケジューリング
- 模擬面接や応募先企業を担当する営業からの面接対策
- 内定後の給料交渉
それで、その専任のキャリアアドバイザーが職務経歴書等のエントリーに必要な書類を徹底サポートしてくれるんです！筆者の自分が実際に添削・アドバイスしてくれたことは、ざっと下記の3点でした。
- 職務経歴書テンプレートを使ったレクチャー
- エントリー企業の業態や職種に合わせた職務経歴書のまとめ方
- 詳細な添削でクオリティアップ（文章添削・優先項目の調整）
事前にテンプレートを貰って、一回自分でまとめてみてから、オンライン会議で制作した職務経歴書をシェアしながらレクチャーしてもらえる...といった温度感でした！普通に勉強になるし、何より自分がエントリーしたい企業や職種に合わせた添削が非常に心強かったです。
職務経歴書サポート1/3：テンプレートを使ったレクチャー
上記はレバテックキャリアの職務経歴書テンプレートの例なのですが、ギークリーやユニゾンキャリアなど有名どころの転職エージェントであれば、どの会社でもテンプレートは用意されています。
こういったテンプレートをまず初めにキャリアアドバイザーにメールで貰って、一回自分で書いてみて、その後オンライン会議で添削してもらえるといった流れになります。
例えばテクニカルスキルの記入について。とあるプログラミング言語を学習して今の職場で半年間は業務で扱っている場合どのように書けば良いか、運用保守で少し触ったくらいの環境ツールは経歴書に書いて良いか...このような実際に相談しないと判断しづらい悩みも、オンライン会議でしっかりとサポートしてくれるので、かなり心強いです。
僕が実際に悩んだのは、一番初めの概要文の内容でした。これまでフロントエンドエンジニアやディレクターなど複数の職種の経験があったので、どれにボリュームをかければ良いか悩んだのですが...オンライン会議でしっかりと添削してくれました。
ちなみに、職務経歴書の概要文って、意外と重要なポイントらしいですよ。（採用側にとっての第一印象が決まるポイントだから）
職務経歴書サポート2/3：エントリー企業の業態や職種に合わせた添削
職務経歴書が原因でエントリー通過しない見落としがちな原因の一つが、職種や業務内容にマッチしていない点です。
例えば、様々なジャンルの案件をこなすSIerへのエントリーを考えた時、現職で社内SEとして既存アプリのちょっとした拡充や運用保守の実績が凄く刺さるかと言われたらそうでもありません。他にも、フロントエンドエンジニアへの転職を検討していて、せっかくJavaScriptを使った実績があるのに、実績一覧の上の方に掲載できていなかったり...
このように応募先企業とミスマッチな書き方だと採用担当者の目には留ま離ません。これがなかなか単独で転職活動をしていると気付きづらいし...これぞキャリアアドバイザーに客観的に見てもらう価値があって、下記のようなアドバイスを貰えるんです。
- 〇〇の言語を使った実績はありますか？運用保守でも構わないので、エントリー先の企業が重要視しているスキルになるので、できるだけ上の方に載せましょう。
- 設計や要件定義に関わった経験はありますか？応募先の企業は、上流から下流までノンストップで開発される受託案件も多いので、上流工程の経験は響きやすいですよ。
- リーダー経験はありますか？エンジニア未経験からの転職になるので、コミュニケーション能力や周りを引っ張る姿勢など、少しでも技術以外の魅力をアピールできるとプラスになりますよ。
上記は、自分やよく話す友人が今まで転職エージェントを利用してきた中で、実際にアドバイスしてもらったことです。こんな感じで応募先企業をよく知るキャリアアドバイザーが、自分とは異なる視点で添削してくれるから、非常にありがかったです。
職務経歴書サポート3/3：詳細な添削でクオリティアップ（文章添削・優先項目の調整）
そしてもちろん何度でも添削をしてくれます。自分が利用した時はそんなしてもらって良いのか...と思うぐらいの添削量で、何だかんだ5回くらいはLINEを通して添削してくれました。
どんな添削かは流石に人によりますが...どんな人でも下記のようなアドバイスが多いかと思います。
- 誤字脱字など基本的な添削はもちろんしてくれる
- テクニカルスキルを書く順番や補足を入れるべきスキル
- 最も先に載せるべき実績
- 参画プロジェクトの期間やアサインメンバーや費用感など詳細な添削
- 概要文のアピールが足りない場合の深掘りやヒアリング
- 在籍企業の事業や自分のポジションの書き方の工夫
転職活動では、エントリーの段階である程度足切りはされるので、書き方をしっかりと工夫してアピールポイントを絞って、採用担当者の目に留まるように職務経歴書のクオリティを上げないといけません。なかなか1人では気付きにくい箇所もあるので、キャリアアドバイザーにしっかりと添削してもらうことが大切。
まとめ & おすすめのエンジニア転職エージェント
今回の記事は、転職エージェントを使えば採用担当者の目に留まる職務経歴書にブラッシュアップできるという内容でした。単独で転職活動をするよりも少しでも勝率を上げられるので、転職エージェントは積極的に活用していきましょう。
ちなみに、今もう転職活動を進めてしまっている...という人や他の転職エージェントを使っている人も、同時進行や併用は可能で、下記のどの状況の人でもメリットが得られます。
| シチュエーション | メリット |
|---|---|
| 既に採用面接を控えている人 | 模擬面接や面接企業の分析をしてくれる |
| 応募先企業の固有の 質問を気にしている人 | 応募先企業の頻出質問や気にしていることなど、企業ごとの対策をしてくれる |
| 応募企業がまだ少ない人 | 応募したい企業をヒアリングしてくれ、ベストな求人をピックアップしてくれる |
| 転職に自信がない人 | 転職理由や希望条件をヒアリングの上、ベストな応募企業や採用面接のコツをレクチャーしてくれる |
注意としては下記でまとめた知名度の高い信頼できる転職エージェントを使うこと。もちろんサービスによっては、初回面談の質が高くないこともあるのでご注意を。
現役がおすすめするIT・Webエンジニア特化型の転職エージェント
