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Webエンジニアに向いている人の特徴や職場の実情を現役が解説

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Webエンジニアに興味はあるけど、自分に向いているのか、向いていないのか、実際きつい仕事って聞くけどどうなのか...と気になってはいませんか?

そこでこの記事では、実際に未経験からWebエンジニアになって今も現役で働いている筆者が、向いている人の特徴やWebエンジニア職の実情をお伝えしていきます。

向いていないと思った人も「やってみたら意外と楽しいね。」と思えることもあるので、まずは仕事内容や向き不向きからご参考にしてみてください。

WRITER

Tsukasa|現役エンジニア

Frontend Engineer / Web Creator / SEO Writer / Web Media Manager

現役のフロントエンドエンジニアで、「在庫管理アプリのフロントエンドリード」「プロ野球球団公式サイトの運用保守リーダー」「ECサイト実装」「Webサイト・LP実装」などの実績を積みながら、現在もWebクリエイティブ会社で活躍中。未経験からフロントエンドエンジニアに転職成功した実体験も活かして、当メディアを運営させていただいております。

AID-TRUTH Members.

AID-TRUTHは、バックエンドエンジニアやディレクター、人事で活躍する人など、現役で活躍する人たちが実体験を活かしてコンテンツ発信をしています。

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Webエンジニアってどんな職業?2種類の仕事内容も解説

Webエンジニアとは、Amazonや食べログといったWebサービスや、企業のホームページや会計ソフトといったWebサイト・アプリ、などの設計・開発・保守運用を行う仕事です。

さらに、Webエンジニアの中でも「フロントエンド」「バックエンド」の2種類の職種に分かれており、それぞれ下記のような領域を担当をしています。

フロントエンドエンジニアWebサイト・アプリを利用するユーザーが実際に目にする領域を担当。具体的には、情報入力フォームの実装、クリック等の操作に連動したWebインターフェース、UI・UXを実現させるインタラクション、など。
バックエンドエンジニアユーザーの目には見えない領域を担当。例えば、倉庫管理システムのデータ設計、ECサイト等の購入アクションとサーバーの連携、不正なアクセスを防ぐためのセキュリティ処理、など。

Webサイト・アプリの開発や保守の案件にアサインされて、それぞれの分野の作業を担当します。

勤務スタイルのイメージとしては、独りで黙々とプログラミングするシチュエーションもありますが、ディレクターやデザイナーなど他職種の人とコミュニケーションを取りながら仕事をする場面も多いです。

Webエンジニアに向いている人の6つの特徴

お伝えしたような、フロントエンド・バックエンドに共通するWebエンジニアに向いている人の特徴を説明していきます。

筆者が実際に現役で働く中で感じたことや、これまで見てきたエンジニア像、採用担当者との会話の中から得た情報で整理してみました。

  1. 他職種との円滑なコミュニケーションができる
  2. 分からない事があっても試行錯誤できる
  3. 自己管理力・自走力がある
  4. 物事を効率的に処理したい人
  5. 勉強意欲のある・最新技術に関心がある人
  6. ゲーム(スキル構築・RPG・モノ創り系)が好き

① 他職種との円滑なコミュニケーションができる

Webエンジニアは、他のエンジニアはもちろん、ディレクターやデザイナーなど他職種の人とコミュニケーションを取りながら、プロジェクトを進める必要があります。

  • 複数人のエンジニアでソースや状況をシェアしながら制作
  • ディレクターと工数や仕様、制作の段取りを相談
  • デザイナーとUIやインタラクション等の方針を会話

等など、チームプレーは当然なので、円滑なコミュニケーションが取れる人が、Webエンジニアに向いている人の特徴です。

実務で働く現役目線で実際どうか?

筆者の私自身、フロントエンドエンジニアとして働いていますが、新規制作案件でデザイナーとオンライン会議でUIの相談をしたり、バックエンドエンジニアとAPI連携の仕様確認をしながらプログラムを書いたり...日々の仕事で円滑に会話できないとダメだなと感じています。

② 分からない事があっても試行錯誤できる

いくら技術力を上げても実務で開発をしていると「どう実装したら良いか?なぜエラーが起きているのか?保守しているアプリのベストな追加機能は何か?」のように分からない事がいくらでも出てきます。

予期せないトラブルや問題に対して、トライアンドエラーを繰り返して、試行錯誤しながら課題に取り組める人が、Webエンジニアには向いています。

実務で働く現役目線で実際どうか?

例えば、ディレクターから「顧客のWebサイトの表示速度が異様に遅いから解決したい」と相談された事があります。結果、重たい画像の読み込みが優先されていた事が原因で、JavaScriptコードを修正して解決できたのですが...こういう時って技術力よりも、答えがハッキリ見えない問題に対しての "考える力" が試されると実感しています。

③ 自己管理力・自走力がある

Webエンジニアは、任された仕事に対して自分で工数管理して進めるケースが多いです。

そもそも、ディレクターから「どれくらいの工数でできそう?」と聞かれる事もあるので、慣れてきたら自分の裁量を理解して、管理する力が必要です。

このような自己管理力や、自分の力でタスクを推進する自走力がWebエンジニアには必要です。

実務で働く現役目線で実際どうか?

未経験からWebエンジニアになりたての頃は、先輩もよく見てくれたり、ディレクター側から進捗確認をしてくれたりはしていました。とは言え、慣れてきたりある程度キャリアを積んだりしてくると、2,3件プロジェクトを抱えている状態で「〇〇のプロジェクト入れそう?」と訊かれたり、自分で裁量を見極めないといけない場面が多くなりました。

④ 物事を効率的に処理したい人

Webエンジニア職は技術力やクオリティだけじゃなく、効率重視でスピーディな対応が必要なことも多いです。

全てを完璧に仕上げる事が正解ではなく、利益確保のために効率よく捌く案件も数多くあるので、日々の制作や保守案件を「いかに効率的に仕上げられるか?」といった力が求められます。

何かを効率的に処理できる人もWebエンジニアに向いていると言えます。

実務で働く現役目線で実際どうか?

会社によりますが、制作案件で賄っている企業の方が少なく、大概は保守案件や機能・ページ更新も対応する企業がほとんど。筆者も今働いている会社で「スピード重視の仕事」は多く、効率アップできるような努力をしています。

⑤ 勉強意欲のある・最新技術に関心がある人

Webエンジニアに限らず、開発・クリエイティブ系の職種には、自己学習が付きものです。

Web業界は特に、最新技術やトレンドの移り変わりが激しく、Webエンジニア自身も日頃からアンテナを張って最新技術や情報をキャッチアップする必要があります。

新しいものに関心があって、積極的に勉強したいと思える人は、Webエンジニアに向いています。

実務で働く現役目線で実際どうか?

筆者の私は、何度か転職も経験していますが、前の職場で使っていたちょっと古いプログラミング言語が、転職後の職場では主流ではなくて、応用的な技術が要求された経験があります。このような時に興味関心を持って、新しい技術をキャッチアップできる人が、向いているなと実感しています。

⑥ ゲーム(スキル構築・RPG・モノ創り系)が好き

最後に、ゲーム好きの人はWebエンジニアに向いている傾向がありますよ。

冗談じゃなくて、例えば、モンハンでのスキル構築とか、主人公を育成しながら成長させるRPGゲーム、マリオメーカーなど創る系のゲームなど...こういった系列のゲームって、Webエンジニアと共通点が多いんです。

Webエンジニアも、自分の職種に必要なスキルセットを構築しないとだし、需要のあるプログラミング言語を習得して自分を育成したりと、共通項が多かったりするんです。

実務で働く現役目線で実際どうか?

面接でそんな会話があるのか...!といった話ですが、最近転職した会社の最終面接で「何か好きなゲームとかありますかー?」と実際に訊かれました。その時に、Creative Universeというクリエイティブ系ゲームの話をしたら、エンジニア職との共通点なんかの話にもなって、実際凄く盛り上がりました。なので、これもWebエンジニア職の適性を確認できる立派な項目かもしれませんね。

Webエンジニアのきつい実情・向いていない人の特徴

さて、Webエンジニアに向いている人の特徴は理解できたと思いますが、とは言え下記のような不安や疑問もあるでしょう。

  • 逆に向いていない人ってどんな人?
  • 向いていたとしてもWebエンジニアって「きつい」とも聞くから不安...
  • 実際に働いている人の実情が知りたい

上記のような疑問に応えるため、ここからは少しネガティブな話になりますが、Webエンジニア職の実情を現役目線で解説していきます。

  1. 急な対応を求められる事がある
  2. スピードを強く求められる場面が多い
  3. 実力が重要視される業界である

① 急な対応を求められる事がある

Webに限らずエンジニア職には「急な対応」が付きものです。

これは仕方がないことで、サーバーのトラブルでユーザーがWebサービスが利用できなくなって、急遽「お詫びページ」が必要になったり、公開したてのアプリケーションに予期しないトラブルが起きたり...

このような急遽の対応がきついと感じる人も多いので、こんなシチュエーションで柔軟な対応ができない人は向いていないかもしれません...。

実務で働く現役目線で実際どうか?

筆者も実際に、独自サーバーのトラブルでWebサイトが表示できなくなって、ディレクターから急遽ページ作成をお願いされた事があります。こういう時って、クライアントも、ディレクターも、嫌でも動くしかないから、エンジニア側も素直にフレキシブルに対応する事が求められます。

② スピードを強く求められる場面が多い

向いている人の特徴でも少し触れた通り、「品質重視な仕事」もあれば「スピード重視の案件」もあります。

スピード重視の案件は、自社内テンプレートを活用したり、機械的な作業があったり、効率よくできるように工夫したり、等のような仕事になります。

特に未経験から就職/転職したての頃は、こういった作業が多くなりがちで、そのせいで「きつい」「嫌になってきた」と感じる人も多いです。

筆者も未経験の頃は、プロ野球の公式サイトの保守案件に入っていたのですが、公式戦の試合結果の更新や、ニュース更新、定期のページ制作が多かったです。ただ、しっかりと経験を積み、それを先輩に共有していけば、新規制作案件にも入れたし、対応の幅も広がっていきました。会社にも育成方針があるので、嫌な作業があっても着実にキャリアアップしようという姿勢が大切。

③ 実力が重要視される業界である

Webエンジニアには、コミュニケーション力や柔軟な対応、自己管理力も求められる一方、実力重視の世界な側面もあります。

やっぱり、これまでの制作で実績を残していたり、対応できるプログラミング言語が多かったり、技量や知識量が多いと、評価されます。

逆に、技術力や実績がなかなか作れないと、評価も現状維持や低迷気味になることもある...というのが実情ではあります。

実務で働く現役目線で実際どうか?

とは言え、実際はもっと前向きに考えて良いですよ。向いている人の特徴に少しでも当てはまっているなら、何だかんだ頑張って実績も残せるし、筆者自身もこれまで頑張った結果、順調にキャリアを積めています。実力重視な業界だからこそ頑張りが評価に直結すると実感しています。

そんなキャリアを実現するために、続いてWeb系エンジニアになるために、どんな勉強方法がベストか、どのように就職/転職すべきか、そいうった秘訣を現役目線で解説していきます。

Webエンジニアになるには?成功の秘訣を現役が解説

最後に、実際にWebエンジニアを目指すための成功の秘訣を、筆者の実体験をベースにしながらご説明します。

完璧に学習できていなくても実務経験を優先して働いてみる

  • まだ学習ができていないけどWebエンジニアに興味がある...
  • 少し学習してみて良さそうだったから仕事をしてみたい
  • すぐに就職/転職しないといけない状況で焦っている...

これに近い状況や考えがある人は、実際に働いてみるのも良い選択です。今の時代はWeb業界の人材が足りていない現状もあるし、未経験OKの求人も意外と多く掲載されています。

筆者自身も実感していることは、「独学やスクールで学ぶことよりも実務経験での学びの方が濃い」ということ。やっぱり実際に職務に携わってこそ分かることも多いのです。

IT・Web特化型の転職エージェントでキャリア相談をしよう

今の時代は転職エージェントの活用が必須。

転職エージェントとは、プロのキャリアアドバイザーに専任で書類添削や面接対策、求人のピックアップ、内定後の給与交渉、など転職のサポートをしてくれるサービスで、例えば、下記のようなステータスのエンジニア未経験者も転職成功できています。

  • 25歳
  • 現職正社員
  • 経験者数は1社(医薬品の営業職)
  • ITに向けた自己研鑽 → PHPは学習途中で資格はない

転職エージェントを使えば、技術力やプログラミングスキルをどれだけ身につけられているかに関わらず、あなたに最適なキャリア提案をしてくれます。

筆者も実際に活用していたおすすめは、IT・Web・ゲーム・クリエイティブ業界の転職に強い「ギークリー」「レバテックキャリア」「ユニゾンキャリア」です。無料相談ができるので、話だけでも聞いてみましょう。

IT・WEB・ソーシャルゲーム業界への転職ならGEEKLY
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独学したり現役の話を聞いたり実際に行動してみる

「これからプログラミングの学習をしてみようか...」と考えている人は、まずは行動に移してみましょう。近年では、UdemyProgateのような学習サービスも多いので、トライしてみてこそ分かることもあります。

それから、大切なことが実際に現役で働いている人や、現役のことをよく知る人の話を聞くこと。リアリティのある情報に触れたり、相談することで「自分が本当に向いているか」を実感できます。

今の時代は、無料相談をやっている有名なプログラミングスクールも沢山あるので、そういったサービスに素直に甘えて、話を聞いてみましょう。

プログラミングスクールや無料相談サービスに素直に甘える

プログラミングスクールは高いし受講完了まで時間も掛かるので、今決めなくても良いです。知名度のあるスクールなら余計な勧誘もないので、無料相談に申し込んでアクションを起こしていきましょう。

筆者や同僚もこれまで実際に利用したことのあるプログラミングスクールを掲載しておきます。中でも、運営母体がしっかりしていて知名度も高いスクールをピックアップしておきました。

筆者のおすすめスクール:RUNTEQ(ランテック)

有名なプログラミングスクールで、無料キャリア相談会にも参加できますし、実際に受講した際には、卒業試験の実施や本格的なポートフォリオ制作サポートなど、就職/転職に繋がるサポートが充実しています。

近年では、学習教材のバリエーションも豊富になっていて、独学のしやすい時代にはなっています。実際に、筆者の同僚や関わってきた人にも、独学で習得したという人は多く、下記のような独学をサポートするというスタンスのスクールを利用した人もいます。

独学サポート型スクール:侍エンジニア TERAKOYA

無料相談ができる訳ではありませんが、最近は独学をサポートする形式のスクールもあります。

100種類以上の教材が学習し放題だったり、Q&A掲示板も活用できるなど、独学を支えるタイプのスクールになります金額も2,980円〜/月(税込)からのサブスク形式といった具合で、比較的安価に学習できるのがおすすめポイント。

無料体験をしてみて、Webエンジニアの向き不向きを確かめて見ると良いでしょう。

References